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浄土真宗本願寺派


住職の池田行信です。
大谷光淳様 浄土真宗本願寺派の25代門主に就く     2014年 06月 05日
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 『朝日新聞』(2014年6月3日)の「ひと」の欄に、このたび法統を継承され第25代門主となられる大谷光淳(こうじゅん)新門様の紹介記事が掲載されました。ご紹介します。

 浄土真宗本願寺派の25代門主に就く       大谷光淳さん(36)

 浄土真宗を開いた親鸞の子孫。「お西さん」と親しまれる京都・西本願寺の境内で育った。6日、父・光真(こうしん)門主に代わり、門徒の数が1千万人とされる日本最大の伝統仏教教団のトップに就く。
 「浄土真宗の教えが次の世代へと受け継がれていくよう、一つ一つを丁寧に務めたい」
 門主後継者の自覚を深めたのは法政大の4年生の時。東京・築地本願寺にある夜間の東京仏教学院に聴講に通った。「子を亡くされた方、病気を持つ方、いろんな方が教えを学び、よりどころにされている姿に、私にしかできないことをしていこうと決めました」
 高齢のトップが多い伝統仏教界にあって圧倒的に若い30代。3歳の長男の育児もするイクメンだ。
 昨年末まで6年間、副住職を務めた築地本願寺では、音楽ライブなどに顔を出し、20~30代の参加者とふれあった。「お寺に来るのは団塊の世代でも若いと言われる。世間一般でいう若い人への取り組みにも力を注ぎたい。たとえば、仏前結婚式は一つのきっかけになります」と語る。
 地方では人口減や高齢化で門徒が減少。都市部では核家族化が進んで次世代へ信仰が受け継がれにくくなっている。「でも生老病死などの苦しみは時代や地域を問わず共通。苦しみを抱えながら生き、救われる道を示す浄土真宗の教えは現代に通じるはずです」
              (文・久保智祥 写真・伊藤菜々子)
by jigan-ji | 2014-06-05 01:02 | つれづれ記
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